Yahooの広告は適正か
前々からYahooの広告が気になってたんですが、
こんな広告の
これの部分なんですが、今モザイクで隠していますが、「◯◯市」の部分がまさに私の住んでいる市なんですね。
おそらく、◯◯市に住んでいるログインユーザーが広告を表示している場合はこの広告を出す、という設定にしているのだと思うのですが、ものすごい気持ち悪いので、この個人情報の使い方は適性なのか調べてみました。
といっても私は専門家でもなんでもないので、「気になったから調べた」くらいの軽い記事なので、期待された方は申し訳ないです。
市の設定に関してはYahooの「氏名・住所情報」に設定しています。
この情報の利用に関しては特別記載がないので、規約に記載されているものと思われたため、サービス利用規約を見てみました。
関連するところをざっと見ていたら第2章の「プライバシーポリシー」の「I 履歴情報および特性情報について」に以下の一文が。
当社は、ご利用の内容(お客様が利用されたサービス、購入された商品、ご覧になったページや広告の履歴、お客様が検索された検索キーワード、お客様がサービスと電子機器を接続し、お客様が当該電子機器を操作すること等を通じてやりとりされる情報等を含みます)、ご利用日時、ご利用の方法、ご利用環境(・・・中略・・・)、お客様のIPアドレス、クッキー情報、位置情報、端末の個体識別情報、病気予防のためのエビデンス(根拠)情報の収集、獲得、創出のためのプロジェクトおよびその一環としてなされるゲノム解析サービスに申し込まれたお客様から提供いただいた試料を検査し、解析した結果得られるお客様の遺伝子に関する情報等(以下「遺伝子情報」といいます)などの情報を、お客様が当社や当社の提携先(情報提供元、広告主、広告配信先などを含みます。以下「提携先」といいます)のサービスをご利用になる際に取得します。
この文章では今回の登録した内容が「ご利用の内容」に含まれるのかが微妙ですが、
例えばヤフーショッピングで住所を使った(「ご利用」)ので、その情報を「提携先」、ここでいう「広告主」が私の個人情報(「・・・などの情報」)を取得することができる、ということになります。
なので、おそらくYahooの規約的には問題ないようですが、何か気持ち悪いのは、例えば掃除機を購入したときに他の掃除機の情報が出るのはわかるのですが、掃除機を購入したらおまえ、◯◯市に住んでるだろ。と誰かわからないやつに指摘された所にあります。
嫌らしく解釈すれば、Yahooのサービスで住所や名前にあたる情報を使えば、広告配信元のどこだかわからない会社にその情報を送られても規約的にはOK。
掃除機を買った佐藤さんに朗報です。
今なら交換用パックが◯◯円!
なんて広告も出せるんでしょうか。
それともう一つ。
これは行動履歴で出ている広告ではないので、自分の意志では消せないのです。
まぁCCCと提携したと聞いた時から駄目だこりゃと思いましたが、これはちょっと露骨で嫌ですね。